住宅ローン減税の申請のために『登記事項証明書』の申請方法をまとめました。
会社勤めなので確定申告をしたことはないんですが、来年申告が必要となります。
住宅ローン減税のためにね。
営業さん、控除込みで支払額計算してたんですよね・・・・・不確定すぎる。
うちの地区では11月から住宅ローン減税に関する相談会があるので予約したんですが『登記事項証明書』なる元が必要と言われました。
実際に『登記事項証明書』のを申請した時のことをまとめました。
私と同じように住宅ローン減税のために『登記事項証明書』のオンライン申請の疑問点が解決でればと思っています。
住宅ローン減税
ざっくりな説明をば。
住宅ローンを借入れて住宅を取得する場合に、取得者の金利負担の軽減を図るための制度です。
毎年末の住宅ローン残高又は住宅の取得対価のうちいずれか少ない方の金額の1%が10年間に渡り所得税の額から控除されます。
消費税10%が適応される住宅に対しては最長13年間となります。
入居した年の翌年の確定申告時に申請が必要
ありがたい制度ですが1年目のみ自分で確定申告をしないと控除が受けれません。
2年目からは勤め先の年末調整で控除が受けれるようになります。
1月~3月に税務署にて申請します。
私の地区では申請が難しいのか税務署で事前に相談会が開催されてます。
申請のためには【登記事項証明書】が必要です
住宅ローン減税の申請時に提出する書類が数点あります。
最低限必要な書類はこの4つ
・建物(土地)登記事項証明書
・受託ローン残高証明書の原本
・源泉徴収票の原本
・工事請負契約書と着工合意書
他にも認定住宅の場合や住宅資金を贈与してもらった等で書類が増えます。
必要書類の入手方法はこちら
・建物(土地)登記事項証明書 ⇒ 法務省より取得
・受託ローン残高証明書の原本 ⇒ 借入先より年末頃に交付
・源泉徴収票の原本 ⇒ 勤務先から年末頃に交付
・工事請負契約書と着工合意書 ⇒ 請負契約書
建物(土地)登記事項証明書だけは法務省より取得しなければなりません。
この建物(土地)登記事項証明書 ですが【すまい給付金】の申請時にも必要です。
申請してから知ったので、【すまい給付金】の申請がまだなのでもう一度同じことやらないといけないんです。
登記事項証明書はこんな物です
届いて思ったのは『えっ、あってる?』でした。
住民票は印鑑証明と同じくペラ紙です。
登記事項証明書(不動産登記)の見本(土地)
https://www.moj.go.jp/content/001309855.pdf
登記事項証明書(不動産登記)の見本(建物)
https://www.moj.go.jp/content/001309856.pdf
登記事項証明書の入手方法
入手方法は3つあります。
一番お手軽なのはオンライン申請なんですけど、問題ありなんです。
窓口
法務局や出張所の窓口で請求をします。
その場で申請書を記入、手数料分の印紙を購入し記入した書類と一緒に提出すると入手できます。
手数料は600円。
欠点は平日のみなので会社休まないといけないですし、窓口が遠いと不便です。
郵送
申請書を入手し記入します。
申請書は法務局の窓口かWEBからダウンロードできます。
手数料分の印紙を購入し、申請書と一緒に管轄法務局へ郵送します。
郵送して3日~1週間ほどで手元にきます。
手数料は600円。
欠点は入手するまでに時間が掛かりますし、印紙を買いに行く手間がかかります。
オンライン
専用サイトにて申請、手数料を電子納付すると郵送されます。
手数料は580円。
一番安いです。
専用サイトに申請のリーフレットがありますが、ちょっとわかりにくいです。
また、≪かんたん証明書請求体験コーナー≫なるものがあるので申請前にやってみると申請方法が学習できます。
オンライン申請の欠点は申請時間が限られていることです。
オンライン申請の欠点
今回、申請してみてオンラインの欠点は申請時間だと思いました。
オンラインですが24時間申請できるわけではありません。
平日の8:30~21:00までしか申請ができないんです。
土日祝日もダメです。
時間外だとこうなります。
また、業務自体は8:30~17:15までしか処理していません。
17:15以降の申請は翌日処理になります。
電子納付はペイジー決済でしたのでインターネットバンキングを登録しておけばその場で納付ができます。
電子納付した翌日には『登記事項証明書』が郵送されました。
まとめ:『登記事項証明書』はオンライン申請がおススメですが欠点あり
『登記事項証明書』を入手するにはオンライン申請がおススメです。
ただ、申請時間によっては手続きが翌日になっていくのですぐに欲しい方は気をつけましょう。
8:30~17:15の間に申請・電子納付まで処理できれば翌日に『登記事項証明書』することも可能です。
確定申告に行く前に必ず申請して入手しておきましょうね。
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